景観ルックイン2014(第24回)

阪神・淡路大震災から約20年、神戸の景観まちづくり

 

主  催:日本建築学会都市計画本委員会(持続再生景観小委員会)

後  援:神戸市

日  時:2014 年9 月11 日(木)13:00~19:30  

場  所:神戸旧居留地周辺(まち歩き)、神戸銀行協会(ミニシンポ)

【主  旨】

1995年1月17日の阪神・淡路大震災では、約6400人の命がなくなり、建物・都市インフラ・住宅の倒壊など、震災の被害は甚大であった。その震災から、約20年が経過しようとしている。神戸は、着実に復興の歩みを続けており、現在では、他の被災地への支援に積極的に取り組む使命を担う都市だといえる。今回の企画では、復興の歩みの中での“景観の復興”に着目し、まちの景観を再生していったプロセスや復興したまちの景観についての評価、復興まちづくりの中での景観まちづくりの役割等について、議論を深めた。

【スケジュール】

13:00     集合(神戸銀行協会会議室)

13:00-13:15 挨拶・主査(三重大学・浅野聡)

         パネリスト紹介 / 神戸銀行協会の建築物の

                         特徴と当日のスケジュールの説明

13:15-14:45 まち歩き(神戸旧居留地周辺)

15:00-17:20 ミニシンポジウム(神戸銀行協会会議室)

        司会:栗山尚子(神戸大学) 

        3名のパネリストから話題提供

        池口和雄氏(神戸市まちのデザイン室)

        「神戸の景観施策の特徴」

        松岡辰弥氏(旧居留地連絡協議会副会長)

        「神戸旧居留地 旧居留地連絡協議会の活動について」

        山本俊貞氏((株)地域問題研究所)

        「旧居留地の景観まちづくり」

        質疑応答

        挨拶・幹事(芝浦工業大学・志村秀明)

17:30-19:30  懇親会(レストラン居留地倶楽部(ホテルヴィアマーレ神戸2階))

 

【集合者】
  35名(会員18名、会員外3名、学生14名)
(懇親会参加者22名)

神戸旧居留地の代表的景観であるポルティコの空間

区画No.を示す地番標石

ミニシンポジウムの様子:
旧居留地連絡協議会会長の野澤太一郎氏にも出席していただき、15番館の再建についてコメントをいただきました。