2014年度 公開研究会
景観法10年の検証 II
-景観行政の課題と展望ー
2014年12月12日(金)14:00~17:30
日本大学理工学部 駿河台キャンパス5号館5階スライド室1
主催: 日本建築学会・都市計画委員会・持続再生景観小委員会
【主 旨】
2004年の景観法の制定以来、約10年が経過しました。
この間、550以上の景観行政団体が誕生して、様々な景観まちづくりが展開されています。この10年を一言で捉えるならば、景観まちづくりの裾野を広げた10年といえるでしょう。
今回の研究会では、行政、研究者、実務者の立場から講師を招き、景観法10年の検証をテーマにしてそれぞれの視点から論じて頂くとともに、持続再生景観小委員会で実施している景観行政団体への調査の中間報告についても話題提供したうえで、全員で討議を行いたいと思います。
【プログラム】
1.趣旨説明 浅野 聡(三重大学)
2.景観行政団体に対する調査(中間報告) 志村秀明(芝浦工業大学)・大影佳史(名城大学)
3. 講演
(1)「景観法の運用状況と展望」
国土交通省都市局公園緑地・景観課長 梛野良明氏
(2)「実務者からみた景観法10年の評価」
都市環境研究所所長 小出和郎氏
(3)「土木分野の研究者からみた景観法10年の評価」
法政大学教授 福井恒明氏
4.討論
司会 :鶴田佳子(岐阜高専)・川島和彦(日本大学)
パネリスト:講演者
三宅諭(岩手大学)
阿部大輔(龍谷大学)
全体司会 :大影佳史(名城大学)
記録 :原田栄二(東北大学)
3名の講師からご講演をいただきました。
討論会
講演の内容を手掛かりとして、講師と小委員会メンバーによる討論・意見交換を行いました。